ホントに便利になったかどうかはまだわからない。
最近は本を探すのにパソコンで検索をかけてくれる。それはそれで便利だし、正直言って安心感もある。「××番の棚に在庫があります」と言われると、なんだか信憑性がある。
自分で検索できるところもあるし、ネットでも検索できる。
「いやあ、でもね、検索する前の段階であたふたしてる奴も多くて、正直言って使いこなせてないんですよ。」
なるほどねえ。あんな便利そうなモンでも、使いこなせないとしょうがないわな。と言うのは本屋の視点。出版社はまた別な問題も抱えている。いくら検索がうまくても、データベースに本の情報自体が存在しなければ意味無いじゃん。
オンライン書店がデータベースを重要視しているのは当然のこと。ここに来て、リアル書店も書誌情報の重要性に気がつき始めている。というより、書誌情報が必要になってきている。
データベースに本の情報が掲載されているのか否か、それは、本自体の存在を否定しかねないぐらい、重要な問題になっている。にもかかわらず、相変わらず書誌データ(流通情報も含んで)は整備されていない。
少し、焦っていますよ、オレは。ヤバイです。