仕事と晩飯とその他

日記です。

夜の電話

平日は大体夜8時近くまで会社でだらだらと仕事をしていることが多い。本当は早く帰らなきゃいけないのはわかっているけど、そのぐらいの時間にならないとゆっくりと話せないこともあったりするし、あと、女性社員を一人で残業させるのはまずいんでそれより後に帰るために、という理由もあるにはある。

ところでそのぐらいの時間帯(夜7時過ぎ)に書店さんから電話がかかってくることは通常の場合、ほとんどない。ほとんど無いが、やっぱりたまにはかかってくる。書店さんも、万が一つながったらラッキー、ぐらいの気持ちでかけてくるんだと思う。

今日の電話は都内の某大型書店から。ウチの商品について聞かれたんですが、なんだか微妙に回りくどい聞き方をしてくる。
「あのー、オタクでこんな本、出してます?」
書名そのものではなく、書籍の内容に関する特徴や表紙の色・束(厚さ)・判型などを色々と聞かれる。普通はもう少しストレートに書名を聞かれるはずなのに、と思っていたら、突然電話の向こうで、「あ、思い出した。あの黄色い表紙の厚い奴ね。どうもどうも。」と言って電話が切れた。

ここからは私の推測ですが、多分電話の向こうの方はお客様から非常に曖昧な問い合わせを受けたのだと思われる。問い合わせの内容は「××(弊社名)の出している本で最近売れてる○○(についての)の本」といった感じだろうか。で、問い合わせを受けた方はその本に思い当たる節があったのだと思う。ただ、たまたまウチの本でも似たようなモノがいくつかあるのですが、どれか特定するまでにはいたらなかった。で、ヒントを求めて電話してきた、のだろうか。

電話は突然切れてしまいましたが、急いでモノをとりに行ったのでしょう、その店では平積みになっている商品なので。ホント、思い出してくれて良かったです。そして夜遅くまでご苦労様です。