品切とか絶版を確認してくれるお客さんや書店員がいるという事実
会社のサイトをちまちまリニューアルしながら気づいたこと。
品切一覧の公開は悪くない。むしろよい考えなのだが、代替の商品があった場合の導線を設けなかったのは完全な失敗だった。んー、途中で分かっていた気もするが、結局その時点で何も対策ができていなかった。
振り返ってみると電話のお問い合わせで「検索して品切だった」と言われたことは多々ある。先方が諦めずにその先まで確認してくれたからよかった。しかし、分かりやすい場所に置いてある品切情報を見つけ、それで納得して諦めた方もいたのだろう。それを思うと非常に残念だ。
わざわざ電話までしてくれているという事実を前提とすると、あまり深く考えずに代替の商品へのリンクを置くだけでもかなり違ったのだろうと予測される。品切一覧を公開して問い合わせの電話が減ったとか喜んでいる場合ではなかった。
それにしても、あんなショボイWebサイトでも品切とか絶版を確認してくれるお客さんや書店員がいるもんなんだな。やっぱりWebでもまだまだ色んな可能性がありそうだ。一発大逆転といった話ではなく、お互いの日常業務の少しだけの省力化とかなんとか、そんな話で。
そこまで考えて、品切一覧だけでなく全点の一覧でも同様だということに気が付いた。いや、全く同様だ。
品切・絶版商品からの誘導は灯台下暗しというか紺屋の白袴というか。そんなのばっかだな、オレ。もう少しちゃんと考えてやろう。