仕事と晩飯とその他

日記です。

ちらしとお吸い物

今日は3月3日なのでチラシとハマグリのお吸い物を作りました。あと、鯛の刺身。美味美味。オレは貧乏好きなので、どっかの店に行って高級な品物食って値段聞いて目を白黒させるよりスーパーの特売の鯛を買ってきて自分で刺身にするほうが心安まる。実家が寿司屋だったからってことも無いけど、正直、外で食うより家で食うほうが好き。安い店はなんかがっかりだし高い店は高い店で「こんだけ金払うなら市場で買ってきたら…」って思うのかな。うん、思ってるかも。まあ、それは商売だし雰囲気にお金払うってお客さんもいるだろうしウチの実家はそういう店じゃなかったしオレが中学生の時に潰れたけどね。ツラかったなあ、あの頃。オレも店の出前とか集金とか手伝うだけじゃなくて新聞配達とかもしてたけど、北海道の真冬の新聞配達はツライんだよね。内職もしてたなあ。紙三つ折にしたりするんだ。タバコの自販機に入れる見本製作って内職があって、ダミーのタバコ作るんだけどけっこう楽しくて(当然のごとくオレも手伝ってるわけだが)。

本読んで優雅にああだこうだ言ってる身分じゃなかったな。本当にツラかった。しかも姉ちゃん、重度の障害者だしな。

なんつうかバブル期のギョーカイ人とは出自が違うっていうか話噛み合わないと思うよ。うん、実際噛み合わないんだな。世代的にはまったく重なるんだけどね。噛み合わないよ。

オレは貧乏だったし別に今も裕福じゃない。で、なんつうか、そういうことに無頓着なのは素晴らしいことだと思うけど、恵まれてるからだよねって気もする。

オレ、オリバー・ストーンの映画、どれも苦手なんだよね。なんつうかものの見方が一方的なんだよね。一方通行の正義みたいなものがあるみたいな視点っつうか。まあ、あれがいいってヒトには言っても絶対に通じないと思うけど、アレが苦手。

で、バブル期のギョーカイジンからもほぼ同じ感覚を受ける。

幸せなんだな、彼ら彼女らは。

いや、違うな。もしかしたら俺のほうがとんでもなく幸せなのかも知れない。満足するとかしないとかじゃなくて、とりあえずしょうがねえなあってことで受け入れられるって意味でオレのほうが幸せなのかも知れない。

そうなのかな。

そうなのかも。