仕事と晩飯とその他

日記です。

イベント前のメモ1:編集者は変わる? 育てる環境

できれば来週中に一度まとめておきたい。

<<メモ1・編集は変わった?>>

・総合出版社と専門出版社で編集者のタイプが違う?
・狩猟型(外で見つけた獲物を仕留める)⇔農耕型(自分で種からゆっくり育てる)?
・最初の素人⇔専門家(門前の小僧習わぬ経を読む)

例を分かりやすく並べてみる(言葉はあくまで例)
狩猟型⇔原始的な牧畜(捕まえてきて育てる)⇔養殖(稚魚から再生産)⇔農耕(養殖とやや似て非なるもの?)

・総合出版社は元々狩猟型になりやすい?(昨今は企画にスピードと確実性が求められることによってさらにその傾向が)
・著者は使い捨てされている?
・中小は自力で著者を探さざるを得ない状況→ところがそこから育つ著者が
促成栽培的な
・専門家になってしまった編集者のどん詰まり(入門書を作れない編集者)

どこで見つける?
専門家(学会誌など含む)・雑誌(ライターや「書ける」芸能人)・新人賞・他社の出版物・ネット(最近加わった)・もちろんヒトのつながり

育てる能力と育てる環境
・「育てる場としてのネットをどの段階で積極的に活用するか・もしくはしないのか」
・二次創作・ケータイ小説自費出版
・読みたい人と書きたい人は表裏一体
・書き手を育てる環境作りはすなわち読み手を育てる環境づくりでもある。
・読み手を育てる環境作りとしての「YA」→書き手はそこから育ったか?
・読み手を育てた環境具体例:コバルト→書き手は育ったか?
漫画誌は読み手を育てると同時に書き手を育てた。
コミケ(同人誌市場)は? Pixivは?
・ボカロとコミPo!
・レシピサイトの隆盛(書き手も読み手もそこにいるのでは?)
・大手出版社は自由な二次創作の環境を提供できるのか?(本腰を入れて始めると描き手は育つ?)

ネットは書き手を育てているか?
・文章は変わったか?
・「長文失礼いたします」は何行からか?
・ブログ本は一発止まり?

場はメディア化していくのか?
・議論の場が閉ざされた方向に向かう可能性
・ネットから紙へという試み
・CGから入った絵師はいつか筆を取るか?
・ネットにせよ電子書籍にせよ「紙の本の販促」から逸脱できないでもがいている出版社も少なくない→旧来の出版社がそれ以上のところに足を突っ込む必然はあるのか?