仕事と晩飯とその他

日記です。

状況は変化していたのか

色々とお付き合いがあったりなかったりするような業務関係のところで、やはり長いことお付き合いがあったりなかったりする方が移籍したことを受けて仕事をお願いすることになっていたのだが、その人の古巣のほうから待ったがかかったのが今月中旬。今までの流れからはあまり考えられなかった提案もあり、義理を欠くことになるとは思いつつもその人のところには仕事をお願いしないという決断を下したのが先週末。今日になって電話で連絡を入れた。ま、怒られたね。ムッとしてるのが電話でも伝わってきた。でも、こっちにだって言い分はあるよ。怒られようがなんだろうがどうするか決めたら伝えないといけないことってあるじゃないスか。確かに大した金額じゃないけど、それでも、ねえ。

受話器を置いてからこの間の見積もりやら何やらだけでなく数年前からの諸々を走馬灯のように思い出していた。状況は大きく変化しているはずだった。

が、本当にそうだったのだろうか?

急に思い出した。状況が大きく変化しているという話はその人から聞いた話だった。説得力もあったしその他の点においても信憑性は高かったから素直に信じていた。で、その時すでにその人は古巣から別の会社に移っていた。その会社で変化した状況に対応するのだと言っていた。それからしばらく、実際の動きはなかったが変化しつつある状況という話は小耳に挟んだ。挟んだが、それもよく考えてみるとその人から聞いたのだ。で、しばらく間が開いて「また転職した」という電話をもらった。そこからようやく今回の話につながる。

あらためて考えてみると、状況が変化したという話はその人からしか聞いていない。そうでもないか、その人の最初の転職先の社長さんからも聞いた。いや、もっと他にも聞いたな。全然別のところでも聞いた。でも、よくよく思い出してみると、その人が同席している場での話かもしくはその人とけっこう深いつながりのある人たちの話だったような気がする。多分そうだ。

本当に状況は変化していたのだろうか。いや、もちろん、その人が言っていたような意味とは別に状況は変化しているのは間違いないのだが……。

もしかすると、という気もしている。