仕事と晩飯とその他

日記です。

潮目というか潮流の変化というか

トレンドっていうのともちょっと違うと思うんだけど、潮目というか時代の潮流の変化に出版(と言っても主に雑誌)が絡んでいることって少なくない。アイドル時代とアイドル雑誌とかテレビ時代とテレビ雑誌、若者が街に出て行く時代とタウンガイド的な雑誌、ファッションの変化等々。もうちょっと具体的な話では日本のITが黒船の影響でどかんと変化した時代にアスキーとかソフトバンクといった出版社(もちろん出版だけの会社ではなかったわけだけど)は大きく関わってる。マイクロソフトの日本法人とアスキーの関係は有名だけど、混沌とした変化の時代に出版からITへと転進したヒトも少なくなかった。アニメでもジブリ徳間書店の関係性とか。ゲームだとポケモン小学館ファミコン雑誌とか。出版の枠組みから別の枠組みへと踏み出した先達は多々いるけれど、大騒ぎになってる電子書籍でもそれを狙ってるヒトがいそうな気がするんだよなあ。無意識かもしれないけど。
大手の出版社はけっこうな学歴の連中がごろごろいるけど、その中に無意識ではあっても派手な転進をイメージしてるヒトはいるだろうと思ってる。いや、別にそれはいいとか悪いの問題ではないし、もっとはっきりいえば別に悪いことではないし。活躍の「場」にこだわりのないヒトはいる。
で、一方に「場」にこだわってるヒトも沢山いるんだよなあ。なんつうかこだわってるんじゃなくて単に抜け出せないヒトも含めて。
なんか他人事みたいな気分だけど自分はどうなんだろうか。居心地はあんまり悪くないんだけど、うーん、それでいいのかって気はするんだよなあ。なんかうまくまとまらないけど、このままでいいわきゃないっていうか。
変化の予感はあるのだけれど、結局それは自分でどうこうするしないの結果でしかない。もう少し積み重ねないと。そのうえで明確な結果を出していかないと。焦っても煮詰まってもいないんだけど、それでいいのかってことで。

うーん、はっきりせんなあ。