仕事と晩飯とその他

日記です。

マイナー・メジャーってことじゃなくてさあ。

金曜日の件を反芻しながら色々と考えたことがある。大手の出版社のヒトと話してるとどこか根本的なところで違和感を感じることがある。いい悪いではなく、何か違うところを向いているなあ、という感覚。で、これ、大手に限った話ではなく、規模が小さい出版社のヒトと話をしていても感じることがある。向いてる方向が違うんだなあ。
それが何なのか、まったくわからないでいたが、この数日で少しだけ思いついたことがある。マジョリティやマイノリティを志向する人々は、なんと言うか、多様性の反対を向いているような気がするんだ。多様性の反対は何かと言うと画一性というか、なんだろ、英語だと diversity の反意語は uniformity らしい。マジョリティが多様性の反対を志向するって言うのはわかりやすいけど、マイノリティが多様性の反対の画一性とか uniformity を志向してるっていうのはわかりにくいかもしれない。けど、なんつうかなあ、「色んな人がいるよね」ってのと「ワタシたちはこういうものだ!」っていうのは似て非なるものなんじゃないかとオレは思う。マジョリティを志向してるほうで言えば「みんなもそう思うよね!」みたいな感じ。いや、ほとんどのヒトはそう思うかもしれないけど、そう思わないヒトもいるんじゃないかなあ、みたいな。

こういうことを表現するための知識も言葉も持ち合わせていないし、自分の考えていることを何とつなげばもう少し言語化できるのかってこともよくわからないけど、なんだろうなあ……。

なんかそういうことを思った。思ったけど、イマイチすっきりしているわけでもない。世の中の色んなことにたまに違和感を感じることがあるけど、こういうことが下敷きになってるのかも知れないなという気がしているのだが、その中心を自分自身で把握できていない。違和感の正体。ずっとわからないのだろうか。そんなもんなんだろうか。