やや微妙な感じがないわけでもない

金曜、某社の創業30周年記念コンサート。「こうもり」とショパンとシベリウス。シベリウスって難しいなあ。ちょっとしたパッセージひとつひとつを読み解きながら聞くことで「感じる」以上の何かがわかりそうな気がするのだが、前提となる知識が足りない上に聞き分けるために必要な訓練を何もしていないのでさっぱりわからない。美術にしても音楽にしても、正確にわかるための知識と訓練を経て得られる「理解」はまたひとつ違うものになるのだろう。そんなことを感じながら（考えながら）聞いた。「この音は？」「このフレーズは？」と、わかっていないながらも、考えながら聞くことは思った以上に楽しかったのだが、これがきちんとした下地に則っていればもっと楽しめるはず。知識は後から補えるものもあるとは思うが訓練の部分はなかなか難しいのかもしれない。いや、でも面白かった。

土曜は送り迎えで車を出すも、それ以外は調子悪くて寝てた。

日曜、映画館で見なかった映画を借りてきた。うん、面白いかな。でも、実は「映画館に見に行くかなあ」という点ではちょっと。邦画、けっこう頑張ってるのもあると思うけど、映画館で見たいかと言われるとやや迷うものが多い。このあたり、昔の映画のようによってたかって盛り上げて皆が映画館に向かう雰囲気を作るのも大事なことなのかなあ。映画の良し悪しだけでなく、そうした空気も重要って事か。何か色々考えさせられた。