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日記です。

備忘:書籍の書店発売日についてまとめること

先達からは「書籍の発売日は取次搬入日だ」と教わったが、かなり早い段階から疑問を感じていた。「並んでない店がある状態で発売日とか言うのはどうなんだろう?」 なので、今の会社では「書店発売日は取次搬入日+中2営業日」で統一している。

が、アマゾンに事前情報を流すようになるとアマゾンでの発売日の表示は取次搬入日の翌日となっている。あちこち宣伝してくれるような著者が参照する発売日もそちらの場合が多くなってしまい、実質的に取次搬入日の翌日が発売日のような感じに。

この状態でも広告の書店発売日を取次搬入日+中2営業日にしていると、あたかもアマゾンが早く売っているかのように見えてしまう。なんとも不思議な状況だが、それでも取次の書誌情報登録や全国の書店の着荷状況を考えると取次搬入日の翌日を「書店発売日」とすることは難しい。

Q:雑誌は全国一斉発売(一部地方を除く)、書籍でもハリー・ポッターなどは全国一斉発売で話題になったはず。普通の書籍も全国一斉発売なのでは?
A:雑誌と協定品と呼ばれる一部の書籍を除いた大多数の書籍は全国一斉発売ではありません。

といった話をまとめる。次のような項目について。「雑誌の発売日までの流れ」「協定品とは」「そもそも雑誌と書籍の違いは?」「書籍に関する三つの日付(発行日・取次搬入日・書店発売日)」「書籍の書店発売日を取次搬入日+中2営業日にしませんか」「書誌情報はいつ登録される?」「(蛇足)雑誌の月号表記」「(蛇足)別冊のコード」「(蛇足)ムックってなんですか?」「(蛇足)雑誌の付録と書籍の付録」

近日中に書こう。