ガキの頃の記憶
世の中の大人には自分が何者でもなかった頃のことをよく覚えている人とそうでない人がいる。いや、そうでない人の場合は下手をすると自分が何者でもなかった頃のことは無かったことになってしまったりもしてしまう。
なんか変な野望を身にまとってることが友人達にびんびんに伝わりながらもなんとなく愛されていた頃のことを彼等彼女等は忘れてしまう。本人的にはステップアップなのだろうが本当にそうなのか、まあ、当人に迷いは無いのだからそれはそれで良しということなのかも知れない。他人がとやかく言うことじゃないよね。
うん、そうだよね。そうだよな。
みんな変なガキだったんだろうなあ。恨みつらみも含めてそれを覚えていられるかどうか。そんなところに大人として大事な何かがあったりするのかもしれない。
有名人から国会議員に転職された方の無名の頃の著作をたまたま見かけることがあり、そんなことを思った。