仕事と晩飯とその他

日記です。

経費節減

会社のFAXが故障したので安い複合機に変えた。安いといってもLANにも対応しているのでFAXモデム代わりに使える。プリンターでプリントアウトしてからFAX、という流れはまだそこそこある。PC→FAXだと紙代含めたトータルのコストは節減できそうだ。
故障したFAXが古かったせいもあるが原稿サイズの自動調整がうまくいかないようで送られてきたFAXがヘッダの部分だけ2枚目に分かれて出力されてしまうことも多かった。。新しいFAXはちゃんと自動調整が効くようでいい塩梅に縮小され、必ず一枚に収まって出力される。何気にこのあたりの節約効果は大きい。
3月に入ってから電話関連の経費見直しを進めている。ひと昔前と比べるとメール(と添付ファイル)のおかげでFAXのやりとりが減ったという事情も背景にあるが、どうやら書店からの問い合わせやFAXも減っているようだ。これもPOSレジやネット経由での発注が増えたことによるものであろうと推測している。
契約している倉庫との書類のやり取りも一部をFTP経由に切り替えてみた。「ITはペーパーレスにつながらなかった」という意見もあるが、使いようによっては大幅に紙を減らせそうだ。
スケジュールと出勤簿の管理にASPグループウェアを利用している。これはこれで重宝しているのだが、スケジュールについてはGoogleやYahooのカレンダーでも充分なのかも知れない。問題はタイムカードだが……、ネットで認証がとか思ったが、イントラネットにDBを置けばさほど悩む必要もないような気がしてきた。今のところ在宅勤務を採用していないので出勤ボタンを家で押す必然性はしばらくはないだろう。そうすると、スケジュールはインターネット、タイムカードはイントラネット、で何も問題は無さそうだ。しみったれた話だが払わないで済むのならそうしたほうが良さそうだ。
しかし、そんなことやり過ぎるとDBが消去されたとかイントラのサーバーが故障したとかそんな余計な仕事を抱えこんでしまう不安も無いわけではないが……。
出版社において「システム部門における協業」のメリットは大きいように思う。現にアウトソーシングという形をとっているものの、Web制作や業務システムの構築においてある種の協業に近いものが実現されつつあるように思う。これをさらに進めて「協業」へと至る道程の可能性を夢想する。というかもしかすると自分のぼんやりと目指していた方向はそれなのかもしれない。