方向もやってることも正しいとは思うのだが
向いている方向性もやっていることも間違ってはいない、と思う。だが……、
本当にオレがやるべきことなのか? という点についてだけ、もしかすると間違ってるかもしれない。うーん、なんつうかオレは本来なら取次や倉庫がやるべき仕事をしようとしてるんじゃないだろうか。どーもそんな気がしてならない。
そして今日もそんな話題で午後から。
いや、無駄だとも間違ってるとも思わないし、むしろ仕事としては楽しい部類なのだが……、
本当に、今、オレがやるべきことなんだろうか?
ちょっと色々と考えてしまう。
「出版社は机ひとつで始められる」という話がある。企画以外は全てアウトソーシングできるというそういう業態。いや、企画そのものも持ち込み前提でほぼアウトソーシング状態の社も(小さいところだが)ある。つまり、なんというか、本作りのどこかに絡むだけで、大きくは無理としても小さくなら儲けられるような仕組みも可能だということだ。製販分離どころか製造(印刷・製本)、流通(取次)、商品管理(倉庫)、販売(書店)、営業(営業代行)、広告宣伝(広告代理店)、企画制作(フリーライター・編集プロダクション)、全ての業務がバラせるし、実際そうなりつつある。口座の有無だけが出版社の拠り所だとは思わないが……、
これで、いいんだろうか。