仕事と晩飯とその他

日記です。

耳に痛い

通勤電車で読んでいた石塚さんの本、読了。朝も帰りも座ると寝ちゃうからなかなか進まなかった。

いや、改めて読むと今の自分には耳に痛いことが多かったですよ。でもね、あえて言わせていただくと現場の疲弊は石塚さんが現役の頃と比べてもさらに進んでしまった感があるんですよ。もうなんていうか人間が発注することの限界が刻々と迫りつつある感じ。けっこうひしひしと感じています。それと出版社も書店も取次も真の効率化より目先の手間を優先するという悪弊は全く改善されていない。悪い意味での人間関係も一時は陰を潜めてたんだけどまた復活してる気がする。出版社の営業や常備寄託におまかせのジャンルって確かにラクだとは思うけど本当にそれでいいの。ヒトとのつながりを大事に思う気持ちはわかるけどもっとドライに売上を見てやってくれたほうがオレなんかは気が楽。お付き合いだけで売上があがってはいけないとそう思っております。

などと色々なことを考えた一冊でした。出版業界の方にはもちろん強くおすすめします。

<a href="http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7808-0113-2.html">『石塚さん、書店営業にきました。』</a>