ベストセラーを売りたくない病
どうして本屋の話で「ベストセラーではなく自分の気持ちにひっかかった本を沢山売った」的な話が美談になりがちなんだろうか。
ベストセラー売るの最高に面白いヨ! とか、やっぱ飛ぶように売れる本売るのって面白れええ! とか、ボーッとしてると平積みがなくなっちゃうんだけどそれ補充してんのが楽しくてさ! とか、台車で棚まで運んでる途中に(お客さんがどんどん持ってくから)なくなっちゃったゼ! とか、ちまちま仕入れてたら間に合わねえから出版社に言ってパレットで入れさせたぞ! とか、そういう話ってつまんないのか?
ベストセラーが積むほどは入らねえんだよ! というご意見もあるやもしれん。こんなの読むとちょっとシュンとなってしまう。
<a href="http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20071206#p1">ミシュランの重版入荷分が雀の涙な件</a>
でもさあ、なんつうかバカ売れって楽しくないですか? もうそういうのって流行んねえのかなあ。
なんか淋しいなあ。オレは売れてる本、嫌いじゃないよ。読まねえけど。