仕事と晩飯とその他

日記です。

おとなのバンド大賞

『<a href="http://www.nikkei-ob.com/">日経おとなのバンド大賞</a>』。

ここ最近の傾向というわけでもないが、若い女性やおばさんのように積極的に消費に参加しないおっさん達をどうやって乗せるかは大きな課題だ。失われた青春というより接点も持てずにすれ違ってしまった青春をどうやってやり直すか、ポイントはそんな感じかなあ。でもそれって最近の若いもん(男)も同じかもなあ。おとなになって小金ためて若い頃できなかったこと、もしくはずっと憧れてたけど手が出せなかった何かを始めてみる。うむ、それ自体は全然悪いことじゃないんだけど、どうも残間里江子のような「それでいいのか蕎麦打ち男」みたいな感じも残る。いや、オレも蕎麦は打ってみたいんだけどね。ああ、でも昨日手打ちうどんで大失敗したばかりなんでしばらくはいいかな、粉こねるの。

ということを昨夜ツラツラと書いたが一晩寝てちょっと違うことを思う。終わらない青春っていうか青春が延伸し続けちゃってるっていうか。新しいことに取り組むというよりキチンと終わりにして大人になるべきなのにそうできないっていう、モラトリアムの更なる延長とでも言おうか。うまく言えないが無駄に豊かな感じ。

いや、全然悪くはない。いくつになっても趣味があるってのはいいことだし、どんな趣味だって他人から見れば子供っぽい要素を含んでいるもんだ。例えば「文芸なんて女子供のやることだ」といった単純なくくりには「だけど大人になっても気になるオレがいたりするのよね」という含みがあるよう思う。だからまったく悪くない。悪くはないんだけど、やっぱそれでいいのか的な感じは残る。

なんでだろう。無駄に豊かな感じってのがポイントなんだとは思うがどうももやっとしてそこから先に進めない。