仕事と晩飯とその他

日記です。

記名なんだからちゃんと調べてから書けよ。

遅刻しないで会社行こうと思ってたのに……。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/34856/

なんじゃ、こりゃ? オレの知らないうちに「本屋大賞」は巨大な権力を持つ悪の組織に成長してたのか……。ある種の『脳内革命』だな。

というか、なんか誤解と思い込みだけで「出版業界極悪」とか「総マーケティング薄らバカ現象」みたいな話になってんの? 音楽業界関係者がプロデュースすんのは良くてスタバがCDプロデュースすんのはダメだって根拠はどこに?

いや、それ以前の問題として「表現の自由」と「思い込みでやりたい放題」ってのの違いが分かってない? 「誰にもこびない型破りな個性や異能(自称)」の輩が撒き散らす「当たり障りのない個性ゼロの売れ筋(狙い)」に辟易してないのか、皆さんは。

昨今はねえ、出版社じゃなくて著者が「読者じゃなくて流通や小売に媚びる時代」なんですよ。本を書いて有名になろうみたいなブログ、山ほどあるじゃん。そこで持ち上げられてる内容なんて本の中味の話じゃなくて小手先の販売テクニックみたいな話しばっかなんだぜ。編集者が「売れる売れない気にしないでもっとドーンと骨太の内容を」って説得しなきゃいけない状況なわけよ。本が出てからも内容の話じゃなくて売行の話ばっかり「やはりクチコミですかね」とか。もう勘弁してくれ。

それと、なんかリンクしてるブログとか見ても「表現者への介入はよろしくない」みたいな雰囲気だけど、そんなに立派な表現者ばかりなのかね、この世界。自称は論外として、金とってても明らかに水準以下の「表現者もどき」なんてゴマンといると思うんだけど。で、そいつらにとっては「制約があるからこそ生まれる表現の工夫」ってことは自分の壁を越えるために案外と大事なものだったりするんですよ。なんか表現者と小売の中間で「自分は表現者なんだ」って勘違いしてる奴はこういう記事に「そうだそうだ」ってなっちゃうのかな? 誤解なんだけどな。中間業者の矜持を保てよ、LAの音楽業界関係者。いや、ホントに。