仕事と晩飯とその他

日記です。

魔女狩り

セーラム魔女狩りを元にした映画『クルーシブル』、ケーブルテレビのムービープラスでやってたのだが、始まったあたりのところを見ていたら『シックス・フィート・アンダー』の母ちゃん(ルース・フィッシャー)役のフランセス・コンロイが出てるのに気がついて、ついつい最後まで(深夜まで)観続けてしまった。それにしてもウィノナ・ライダー、心の底から笑うことのできないような役柄ははまり役だなあ。なんか本人もそういうアレだから盗癖とかついちゃったんだろうか。

日書連と講談社の責任販売企画、なんか「やっちゃった」感のある結末に。いや、これはまだ終わっちゃいない、いや、より正確に言うならまだ始まってもいないわけだが……。小売の数を束ねたバイイング・パワーを高らかに宣言するはずだったと思うんです。でも、これじゃ逆効果じゃないですか? いや、まだ結論は早いですね。 でもさあ、出版社の名前とか掛率とかではなく、読者から長く支持されている定番商品をしっかりと売り続けることが結果的には安定的な経営につながるんじゃないんですか? それが棚で扱えないなら外商でそういう商品を扱うわけにはいきませんか? 児童書とかだけではなく専門書でも、そして実際には実用書でも、長く売れ続けているにも関わらず小さい書店の棚からはほぼ完全に忘れさられてしまった(いや、そもそも接点が無かったのか?)ような商品がたくさんあるんです。ちょっとだけ既刊に目を向けてくれたら……。返品のリスクが問題になるのであれば、まずは外商でリストなりでどうでしょうか。書店発のベストセラーではなく、書店発のロングセラー、もうそれしかないと思っているんです。ただ、それは新刊で自転車操業している出版社にとっては死活問題なわけですが、それもある意味出版社の自業自得とも言えなくも無いので。

あまぞー終了ですか。いやあ、けっこう役に立ててたんだけどなあ。著者対策にもばっちりだったし。有料かあ。三省堂ジュンクも全てがどんどんそうなっていくのね。報奨の件もあるしなあ。なんかデータ提供に対する対価ってとこに落ち着いていくのか? あ、もしかして書店の側からの出版社の囲い込みなのか? だからあえて有料? いや、確かにそういう意味合いはあるかも。なるほど、ウチもこころしてかかるか。