仕事と晩飯とその他

日記です。

三連休の店頭は惨敗だった模様。

POSデータ、今回の三連休の数字は予想とは違う動きで散々な結果に。連休直前に増刷を決めた商品がさっぱりだったのにはまいった。今週の露出でどれだけ巻き返すことができるのか。増刷では他にもいまひとつのものも。最終的に売れ残るという心配はしていないのだが、タイミングの問題としてちょっと早かったか、という感じ。刊行してからの動きが早いと少ないデータで判断しなければならないので誤差も大きくなりがちだが、今回は秋に向けての準備も兼ねているのでなんとも言えん。

ここの世界もやっぱり狭いんだなあ、と、ちょっとそう思った。ていうか出版に関連する諸々の世界って、一部を除くと本当に小さい。いや、出版に限った話じゃないのかも。その筋の世界、みたいなのは部外者が思っているほどの規模ではない、のが実際なんだろうな。そう言われてみると思い当たるふしはあちこちにありそうだな。

テレビですら本当に「マス・メディア」なのかどうか疑問に感じる瞬間が増えている。いや、よくそれと対比される「インターネット」も「マス・メディア」とは思えないが。

「個衆」とかそんなキーワードが昔あったが、バラバラになるというより小さな集団が増えてくる、というか、「大衆」が存在しなくなる、というか。まあ、もともと「大衆」など存在しなかったのだ、と言われると、そうかもとは思うが。なんなんだろうね、世界的な傾向のような気がするんだけど、戦争の時代には国家的な規模での集団「国民」(?)が必要だったと。で、目的を失ってしまって「国民」は分散するのかと思ったら新たな求心力としてイデオロギーやメディアによる娯楽が、とかってことなんだろうか。なんかこの辺の考察はいっぱいある気がするが今につながった形のものでいいのはないもんだろうか。