仕事と晩飯とその他

日記です。

倉庫〜講座〜公然の秘密〜昔の名前

コンビテナーでの共同返品、要は混載での返品について。「倉庫業者に仕分手数料を払う」ということだが、実態を聞いて納得。そりゃ倉庫も手数料もらわんとやってられんわ。しかし、従来、出荷については仕分けの自動化は進んでいるが、返品の仕分けを自動化している出版倉庫はないんじゃないだろうか。つまり、返品の仕分け(まず出版社別、次に商品別、さらに取次別の確認もしないといけない)については手作業が前提となってしまうわけで「わずかばかりの手数料では割に合わない」という倉庫のご意見ごもっとも。
根本的な解決策としては「返品そのものを減らす」というのはかなり有効なようだ。返品の絶対量が減れば作業量も減るわけで、現状の「返品は大量にあるもの」という前提からはだいぶ変わる、はず。とは言うものの、減らせるのは自社の返品だけなのだが。

二つ目の話題はVANでの受発注データのやり取りを前提としてトーハンへの搬入を週3から週5に変更する件。コストがどれぐらい増えるか。まずは見積もり。

三つ目は倉庫への支払いの見直し。手数料などもう随分長いこと変更無しだが、在庫量や作業量も変わってきたのでもう少し安くならないか、というお話。最悪はトーハンへの搬入が増えた分を吸収して終わり、だが。

久しぶりに倉庫の在庫も確認したが、新刊の部数、もう少し押さえても良いな。最近束の厚い商品が増えているので、ますますそう思う。新刊の初期在庫分、パレット3枚は多すぎる。

某社にて講座の件。7月の事例報告会の後、秋に3回連続で。別の講座も10月ごろ。7月上旬に勉強会も組まねば。

会社で渋谷の某書店閉店話で諸々。書店経営、難しいなあ。小売の衰退はあまりよろしくないと思うのだが、具体的な手が打てない自分がもどかしい。

松っちゃんの出版社。「へー、出版社で働いてんだあ。で、どんな本出してんの」。色々やって少しは会社も知られてきたつもりだが、まあ、こんなもんでしょ。先日某取次の子会社の方にも「口座はお持ちですか」とか聞かれた。会社もオレも、まだまだだ。

昔の上司と懐かしい店で。そうそう、「取次に入れたら勝手にやってくれるんだろ?」という意識のところが多いんです。インフラセンターの提言「書誌情報登録のために出版社は金を出せ」というのは、だからつまり出版社が書誌情報の登録に対して意識的・主体的であれ、と、そういう意味もあるんです。