仕事と晩飯とその他

日記です。

人間とアンドロイドの違いを見分けるには……。

本物のバカ野郎連発。ヒトの言うことを聞いてない、というより理解できないんだろうな。メールで下手に返信したりすると自分に都合の良いごく一部だけをしっかりとインプットされてしまいそうで怖い。上司連れて来い、かな。面倒くせえなあ。そういう会社って上司はさらに、ってパターンも多いからなあ。

中学生向けの補習塾で講師をやっていた頃、「一匹の犬が一メートルの鎖につながれていました。犬が自由に動き回れる範囲の面積を求めなさい。」といった類の問題に「一匹」と答える生徒たちに随分手を焼いた。文章題が苦手、というレベルではなく、文章が読めないのだ。そういう生徒はまず国語、要は文章の意味を把握するということから始め、最終的には食塩水の濃度の問題を解くことを目標としていた。ちなみにそこまでいくと並の公立高校に入れるだけでなく、私立であればそこそこ選択の余地が発生する。

学校では教科書の順で進めないといけない、というのはわかるが、気持ち的にはそこから先のことなどどうでもいいから濃度の問題(の文章)を理解できるようにするべきなんじゃないかと思っていた。文章題を理解できるかどうかは社会に出てもかなり重要だと思う。簡単で論理的な文章の意味が把握できないということは会話において相手の言っていることも理解できないということだ。

ここ数日連発のバカ営業はどうしたもんだろうか。いい年してんのに、丁寧な言葉を使おうとしても染み出るバカの芳香。ヒトの話を聞く以前に自分が何言ってるのか理解してから話してくれ。

あまりに一方的で不愉快な営業トークの間中「ワタクシは何を聞かれているんでしょうか?」とか「何をお答えすればよろしいでしょうか?」などと、話を打ち切って今すぐ帰れ、的な発言を慇懃無礼に繰り返してやってるのに察してもくれない。そういうことを察することができないから言いたいことだけ言ってんだろうとは思うが、それで成立している会社ってのもいかがなものか。

他人のことが理解できないということは相手の弱みに付け込んだところで痛みを感じることもない、ということでもある。どうして人間が人間に対してあんなひどいこと、と思うことは多々あるが、下地はある、ということだ。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』だと感情移入能力が無いってことでアンドロイド扱いされるな、きっと。