仕事と晩飯とその他

日記です。

若くても社畜。しかも気づいてないし。

ソニー社外取締役とかもやってるだかやってただかの中谷とかいういかにもエラソーな方がテレビで「会社は株主のものなんだから従業員(風情)が誰が株主であった方が良いとか言うのはおかしい」みたいなことを言っていた。あと、団塊の世代ライブドア堀江社長を応援している率が高いみたいなアンケートもテレビでやってた。新株云々の差し止めが決まった時「ライブドアの社内から社員(従業員)の歓声が上がった」みたいなのもテレビでやってた。

会社は株主のものってのは実は「従業員」としての立場としてよく分かる。社長とか役員とか株主とか、誰がなってもほとんど一緒だ。「メディアを殺すとか言ってる人と一緒に仕事が出来ますか」とか言ってる人もテレビで見たが、普通の会社だってトップが仕事の内容よく分かってないことなんて普通にあるじゃん。銀行から来た社長とかさ。普通にあるよ、そんな話。

団塊の世代堀江社長を支持ってなんか笑う。ライブドアって一昔前のアメリカ的っていうか「悪しき資本主義」の典型っぽくないですか? 古いものが悪いってだけの脊髄反射か。どっちもどっちに思えるが、労組上がりで(転んだかどうかは知らないがいろんな意味で)苦労してる日枝会長の方がまだましに思える。「従業員」にも十分に還元しているようだし。

で、ライブドアニッポン放送を支配しようがフジテレビと提携しようがライブドアの従業員(使用人)にはなんの関係もないです。平均年齢が低くたって社畜社畜。自分たちが勝者だと(勝手に)思っているかも知れないが、株主(資本家)や役員(資本家の手先)による支配権獲得ゲームには何の影響もありません。支配されるほうの社畜も、文句を言ってもいかんのです(と偉い人も言ってたことだし)。実際、仕事がなくなるわけでもないしね。首切られる役員とかは困るかもしれないけど、もしライブドアニッポン放送を完全に支配したところで首切られるのは役員だけ、もしかしたら役員も全員ではなく、数人だけしか切られないんじゃないだろうか。後、社員の待遇も基本的には変わらないと思う。で、そうなった時、ライブドアの従業員はきついよね、勝ったのは自分じゃない。

で、そんなこと言ってる自分も社畜からお先棒担ぎに出世したわけですよ。で、ますます心の底から思っています。会社は株主のものであって残念ながら従業員のものではありません。