仕事と晩飯とその他

日記です。

書店営業は難しい。

水曜、アルバイトの面接。うーん、やる気あんのはいいけど、断ってくると思ったんだけどねえ。二人ともだと机もないし。春のシーズンに向けて都内の書店営業の強化には悪くないんだけどさあ、困った。

なんだかどんどん集計とかが出来てくる。でも、在庫について言えばセット組みした商品の在庫がちょっと混乱。マスターコードで管理するしかないんだろうなあ。面倒くさい。

先日の企画書、某広告代理店のおっさんからちょこっとアドバイスなど。媒体の特徴というより社としての特徴をまず強く打ち出してみてはどうかと。確かにその辺はもう少し盛り込んだほうが良さそうだ。

クロス集計クエリーだと条件の指定がうまく出来ないんだよなあ。俺のやり方が間違ってんのかも知れないけど。で、逃げ道を使ってちまちまと。一旦テーブルに書き出してから、って手順がなくなるとラクだ。

サッカーに心惹かれつつINCへ。いやあ、一万円を超える本でかつ売れているってのは羨ましい。でも、確かにもっとやり方はあるかも。

「書店営業」が苦手だとか「作るのは出来るが営業は」とかって話をよくよく聞いてみると、書店営業どころか取次に対しても何もやっていないところは多い。取次悪玉説って幻想ですよ。試しに取次なしの流通を想像してみてくださいよ。直取引のみで成立するためには「作る」ことにおいて圧倒的な何かが必要なんですよ。今回のINCではその年を益々強く持った。抜きん出た何かを常に提示し続けるのが無理であれば(つまり当たり外れがあって当然と考える普通の版元にとっては)取次は必要不可欠なんだ、きっと。

自分が関わっている営業の仕事は大まかに分けると「書店(小売)」「取次(流通)」「宣伝(顧客)」に分かれる(実際にはこれ以外に請求だとかの事務的な部分も大きいのだが)。本を売るという仕事は小売だけでも流通だけでも完結しないと思っているのだが、ちょっとは伝わっただろうか。

原価はやっぱ重要ですよ。原価率で無理し過ぎる(価格を下げてしまうと言う意味でも)と、増刷の時に苦しむことになる。せっかく売れても増刷できなかったり、増刷しても利益がさっぱり出せなかったり。で、効率的なロットでの製造を目指すのであれば作った数をしっかりさばけるだけの地道な営業活動が重要になる。企画から製造・小売まで、全てはつながっているんです。と本気で思っていますよ、ワタクシは。