仕事と晩飯とその他

日記です。

アンニョンハセヨ

ソウル3日目は版権を売っている出版社を訪問する事になりました。仕事バカ一代。

初日のハンソル教育社は出版社というより教育産業。公文とかともだいぶ違う。日本だとベネッセの通信教育または中央出版の教材一括売りが近いのかもと思いつつ、日本には無いタイプ。

焼肉は食い過ぎたので夜、メールを確認したら睡眠。

2日目は今回の主目的のパジュ。出版社訪問やらBOOXENの物流倉庫やら。倉庫は本格稼動にはまだまだ遠いが、改装の話など、桶川を髣髴とさせる数々の実践に聞き入る。流通って面白い。午後のセミナーもそれぞれ面白かった。韓国の零細児童書出版社、版権エージェント、日本からは児童書の大手と版権エージェント。日本の児童書の流れとか整理して聞く機会もないので新鮮だったし、安いと思っていた翻訳のアドバンスも話を聞くと納得。共同出版がらみはブックファンド的な方向だけではなく、地方小が既に何年も前から輸入代理店的な実務を行って成果をあげている事も興味深かった。そしてそれ以上に日本でも韓国でも世代間による出版に対するスタンスの違いみたいなものがはっきり現れていて面白かった。飯→飲→南大門と流れたが、帰りのタクシーが全然つかまらない。というか行き先を大声で告げると若干苦笑しながら軽くてを振って去っていく。乗車拒否なのかと思うが理由がわからないので往生する。結局中途半端なところまで地下鉄で移動した後、やっと捕まえたタクシーの運転手が嫌がるのを無理やり説得。帰ったら深夜だった。