仕事と晩飯とその他

日記です。

解釈の世界。

それにしても、10年近くもこの仕事やっていても分からないことが山ほどあるのにはホトホトうんざりした気分だが、取次に対しての請求書、中でも当期請求高にまつわる細々とした付帯条件は参る。しかも、以前の会社で請求書を作っていた経験が役に立たないぐらいぜんぜん違うやり方が存在したり。「延勘の保留ってなんだ」と思っていたが、「伝票に書いてある3ヶ月っていうのは取次から書店に対して3ヶ月延勘という意味であて出版社さんへの請求期日はそれに自動的に3ヶ月足しています」。……。そうだったっけ? オレが間違えて覚えているのか、それとも前の会社のやり方が間違っていたのか。が、しかし、なぜ伝票に書いてある請求期日が自動的に変更されたうえで「そういう仕組みだから」ってことで納得させられねばいかんのだ。

とも思うが、延勘の件についてはそういえばなんかそんなこともあったような気もしてきた。自分で請求書を作ったりってのが随分久しくなかったんで例外的な処理については忘れてしまっている可能性もあるが……。

で、この話をきっかけに、以前から気になっていたこちらから発行する請求期日の明らかな間違いについて、新システムでは是正する予定。「集計の都合」ってことで10日とか25日じゃない請求期日が存在するんだが、そんなことやってたらいつまでたっても入金だかなんか確認できないし、こちらの伝票の日付が無視されていても文句は言えない。なぜなら「こちらが明らかに間違っているから」。

にしてもまだ疑問はある。今日、ここ数年の書類をひっくり返したら証拠が出てくるのでは、という気もする。「向こうからもらった請求期日を入れてるのに解釈が違う……」。

今回の件で学習したことの一つに、取次の仕入で請求関係の書類に目を通している社員はウチの在庫がどこにあるか全く知らないし関心もない、ということだ。アンタがハンコ押してるフロアの下にウチの在庫はあるんじゃ。なんだかやる気も急激に減退している。