仕事と晩飯とその他

日記です。

できればもっと前向きに

月曜日 久々に何もない日、のはずだったが、ミーティング用資料をいつも作っている担当者が体調不良で休んでしまったので久々に自分で作ることに。作業の手順も資料も全て自分で作ったものだとは言っても久しぶりなんでえらく手間取る。まあ、なんとかかんと完成。改善の余地はあるなあ。

火曜日 来客多数。夜はドットコム幹事会。久々に幹事社勢ぞろい。オレの持込の営業話も皆さん興味を示してくれたようで良かった。明日、連絡いれとかないと。某雑誌の件、色々考える。Webの件、意外と好評なんで嬉しい。で、いつものように呑み過ぎた。

水曜日 朝から某大学へ行かねばならないというのに、とてもキツイ。だがしかし、二日酔いを乗り越えてこその大人。営業は胃腸だ。で、午後は情整研。確かに出版業界で統一の書誌・在庫情報DBを作ることは絶望的なまでに困難な作業に思えるが、それを実現するための方法を考えるために集まっているはずじゃないんでしょうか。青臭いかもしれないが、本気でそう思う。と、某取次のSさんからも「新規で作ることを考えた方が良いかも」発言あり。他にも少し前向きな発言が増えた気がしたが、油断しているとすぐに後ろ向きになってしまうので注意せねば。

中央集権的な統一DBではなく、分散型のDB、つまり、保存するディレクトリやフォーマット、仕様を統一したテキスト(HTMLでも)を、GOOGLEのような強力な検索エンジンで串刺し検索するものに可能性があるように思う。伽藍とバザール。書協のBooksLinkをもう一押しして標準化を推し進めた形態。最低限の項目から最大限の項目まで。これであれば少なくとも読者は困らない。また、業界で流通用などに使う場合はドットコムや乃村のようなフロントエンドを用意すればよい、のではないかと思う。

かなり変わった事を考えている気はするが、上記のような方法論であればちょっとの努力でネット上に仮想的なデータベースを構築できるのではないかと夢想する。DBというと中央集権的なもの、検索というとがちがちに構築されたインターフェースがイメージされているようだが、分散処理で、かつ、見え方(見せ方)は使用者の都合で可変なもの。
中央集権的なものは金がかかるうえに、利用すること・利用させることについてある種の権益が発生してしまう。真にオープンなものを目指すのであれば考え方を根本から変えるしかない。