仕事と晩飯とその他

日記です。

返品になるよう納品はしたくないのでご理解下さい。

トの長期(必備)、目標数値に達しなかったので再度営業をかけることに決定した、との連絡を受けたのが金曜。当初は自社で計画していた秋のフェアを優先しようと思ったが……。

 1.自社フェアを優先して必備に出品しない場合。先方は必備の受注を優先させる(つまり自社フェアの営業には動いてもらえない)ため、こちらがその月に予定していた売上が確保できない可能性が高い。
 2.先方の必備を優先して自社フェアを行わない場合。せっかく春と秋で定番化しつつあるフェアの定着が水の泡。また、先方の必備はかなり無理をして営業をかけざるを得ないはずであり、結局返品の可能性は大きくなってしまう(取次は自分達の営業活動による返品についても考慮に入れてはいない)。
 3.先方の必備を優先して自社フェアの時期を遅らせた場合。時期的に最良の時期を狙って自社フェアを行っているわけで、時期をずらしてしまえば意味は無い。むしろ無理な時期にフェアを行うことによって返品の可能性はますます大きくなってしまう。

色々考えた結果、先方の必備と同時期に自社フェアも強行することに。これだと売上については先方の必備で確保できる。また、重ならない範囲の店舗であれば自社フェアの開催もお願いできる。先方に協力することで今後の関係性もキチンと維持できる。もしかしたら必備で回転させてくれる店舗もあるかも(まあ、そんなに甘くは無いと思うが)。色んなところの顔を立てつつ妥協点に落ち着いたという感じか。

既に絶版にしたシリーズ商品をなんとしてでも揃えたいという電話。そのシリーズがいかに使いやすく、今のシリーズがいかに使いにくいかについてお客さんから詳細にレクチャーされる。なるほど、非常に明解で、こちらも納得。とは言っても、社内の保存用のモノ以外で売り物になる状態のモノはほとんど残っておらず。これだけ愛用していただいているのであれば何とかしたかったが……。ちょっと残念。

直販の掛率、値引きしろの一点張り。こちらで提示した掛けでは駄目だ、とのこと、もう少し交渉しようと思ったら突然電話を切られた。しょうがねえなあ、と思っていたら再TEL。「では間を取って……」、こっちの言おうとしていたせりふを言われてしまった。結局それで決着。中国人は交渉が上手いのかなんなのか。面白い。