仕事と晩飯とその他

日記です。

「ワイルド・アット・ハート」の感想(妻)と情整研

「(ウィレム・デフォーの)歯が汚かった。」

どこを見てるんだ、おまえは。

月曜は馬場で呑み。「もう何をやったら良いのかわからない」とのこと。本は作るより売るほうが難しいのかも、という話。

火曜、地下鉄でS学館のSさんに。調整品の話など伺う。明日はよろしくお願いいたしますと言って別れる。夕方から経費の精算をぼちぼちと。Web上で日記つけといたのがこういう形で役に立つとは……。

水曜。アマゾンの画像(こちらから送ったものが違った)、広告(ISBNと英語の表記(100%間違いとは言い切れない気もするが))。少し気を引き締めないと。

午後、講談社で出版在庫情報整備研究委員会(情整研)第二回会合。版元ドットコムの幹事会で話を聞いた後、結局参加することに決めてポットの沢辺さんに推薦してもらった。少し喋り過ぎたかも。

今日の議論(というか放談か)のポイントはいくつかあったが、
■統一された書誌DB及び在庫情報DBを作るのか、作らないのか。
→方針としては「作らない」と提示されたが今後変わるかも。
●上記DBを作ることを妨げている原因は何か。
→誰が費用を負担するのか、というのが要因であり、それについての議論は以前から堂々巡りを繰り返している。書誌(在庫情報)に取り組む気のないところは置き去りにしてしまっても良いのではないか。
→書誌データ(在庫情報も)は「誰かが勝手にやってくれている」という感覚の版元も多数。取次や書店の作業負担は考慮になく、「無料」と捕らえている所もある。これに対して応分の負担を求めていく、もしくは自発的に書誌(在庫情報)を登録してもらうことには限界がある(置き去りにされる社は多いのでは)。
→本の「出生届」を出そうという考え方については以前から提案されている(が、実現していない)。
→取次にとっても書誌(在庫)DB作成は負担になっている。
→書籍の場合、見本進行から発売までの期間が短く、充分なDB作成は困難。
→取次が書誌情報登録作業料などを徴収すれば良いのでは(ただし、自発的に登録している社は除く)。
→(現状のBOOKSでも厳しいのに)いまさら新しいDBを立ち上げて参加者は集まるのか。
貸与権と合わせて書誌情報登録を義務付けていく可能性もある。

帰ってから気がついたが、零細取次(神田村など)が参加していないのはどうだろうか。共有の書誌DB、必要なのではなかろうか。