仕事と晩飯とその他

日記です。

松かさ病の事を思うと

金魚の病気で「松かさ病」というのがある。体がぷっくりと膨れて色が白っぽく透き通った感じになり、体中のウロコが立ち、ちょうど松かさのようになってしまう病気。原因は良く分かっていないらしいが、過密飼育がきっかけになることが多いらしい。こういうの、すごく苦手で、うろこが立っている姿を創造しても鳥肌が立ち、体中が痒くなってしまう。自分自身子供の頃は蕁麻疹など良く出たが、それを見ているだけで目が回るような気分をおぼえることが多々あった。

ウチの3匹の金魚のうち、一番デカイ奴がこれになったのが3週間ほど前。大きな水槽とそれを載せる台などを買ったのが先週日曜。浄化装置の部品が同梱されておらず、手配したのが届いたのが木曜。その夜、早速、水槽を設置したのだが、「広くなればなんとかなるか」と甘く見て3匹を同じ(新しい)水槽に入れておいた。で、金曜の夜に妻から泣きそうな声で電話が。

「みかんちゃんがママちゃん(ともに金魚の名前)のおなかをつついて食べている!」

金魚も5年近く飼っているとかなりの大きさなので、妻は「どうにも出来ない(怖くて)」と言うので帰ってから対処することに。

水槽を変えたその日にほっぺちゃん(もう一匹の金魚の名前)がママちゃんの腹をつついているのを目撃していたのだが、まあ大丈夫だろう、と思ってそのままにしていたのが悪かったようだ。帰ってすぐに水槽を見ると、なんと、かなり食われている。このまま放置しておけば明日の朝までには腹を食いちぎられることは間違いないと思われたので、慌てて依然使っていた小さ目の水槽をセットし、そちらに元気な2匹を移した。

今日も今日で金魚の外傷用の薬やらその他諸々と購入。ついに熱帯魚屋の会員カードまで作ってしまう羽目に。とりあえず、やれることは大体やりつくした。怪我(というか食われた部分)は大きいが、本人はいたって元気そうで、体の膨らみ自体は徐々に収まっている。回復傾向にあるようだ。

金魚が一段落と思ったら、夜、エサをやろうとハムスターのケージを覗いたら四肢を天に向けて突っ張らせたまま仰向けにひっくり返ってぴくりとも動かない。てっきり死んだと思って大声で妻を読んだらその声に反応したのか少し動いた。しかし、明らかに断末魔の動きだ。動物病院からもらった薬を与え続けていたが、もう駄目らしい。2年前の夏に3匹もらって残るは1匹。