仕事と晩飯とその他

日記です。

八景島で自由落下(一瞬)

月曜はひさしぶりに王子へ。在庫分を3人がかりで棚に押し込む。

今回の受注分は2000冊を超えていたが、通常は1000冊を少し超える程度の発注。つまり、一ヶ月では約5000冊の発注。帰りのバスの中でざっと計算してみた。

ウチの会社の年間総納品冊数は約36万冊(約3万冊/月)。返品率(総返品÷総納品)は30パーセントを少し上回る程度。つまり年間総返品冊数は約12万冊(約1万冊/月)。

(月あたりで概算)
 納品:約3万冊 返品:約1万冊 売上(納品−返品):約2万冊
  ■王子在庫分(日販):約5千(納品の17%、売上の25%)
  ■KBC在庫分(大阪屋):約1500(納品の5%、売上の7.5%)
  ■トーハン在庫分(商管・近畿トライス・中ロジ):約5千(王子と同様)

この他に日販Webセンター・iBC(大阪・上福岡とも)・TBC・日教販戸田・共栄図書・金文図書・栗田(つい最近復活)などの在庫も考えると、納品の四割以上半分近くが「在庫分(店頭にある在庫ではなく、市中に出回る前の流通用の在庫)」ということになる。

この数字は、ある意味、ウチの会社のライフラインになっている。これがなければ店頭での実売も減少する可能性が高い(実際、しばらく前まではそうだった)。

本という商品も形のある「物体」である以上、「物流」は重要だ。現実にはとことんないがしろにされているが。

他の出版社(特に中小零細)も取次の在庫整備にはもっと力を入れるべきだと思うのだが……。そういう話をしてもほとんどの皆さんが「在庫してもらうのは無理」または「在庫は意味が無い」とおっしゃる。

29日(火)。義父母・妹夫婦・私と妻と娘の総勢7人で妻の妹の旦那の運転する車に乗って横浜の八景島シーパラダイスに行ってきた。

娘も私も義父母も、八景島は初めてだ。

往路では娘が車に酔って激しく吐きまくり、復路の途中で寄った横浜中華街では義母と妻がどこで一休みするかで悶着を起こしと、通常程度の疲れる展開はあったが、八景島そのものは結構楽しめた。娘も満足していたようだ。

自分としてはフリーフォール(垂直に落下するアレ。八景島の奴は107メートルと、かなり高い)に初めて乗れたのが収穫か。もっとビビルかと思ったが怖いより「面白い」感じ。もう少し自由落下が長いとまた違うのかもしれない。高いところは苦手だが、がっちりとガードされてるせいで安心感すらあった。