仕事と晩飯とその他

日記です。

新刊が出る。

昨年の末以来ほぼ2ヶ月ぶりに新刊が出る。

ウチの会社では売上に占める新刊の比率は3割もないが、それでもやはり新刊が出ると気持ちが明るくなる。しかも実売の伸びる時期でもあり、期待もできそうだ。

今年は「読者及び書店・流通などに向けた新刊の事前告知の強化」が営業のテーマの一つだが、いつもの通り、その辺は今ひとつ徹底しきれていない。もっとやるべきことはいっぱいあるのに、オレの力量(この場合の力量はヒトとしての器ではなく能力面においての力量)不足が原因だな。

しかし、書店向けの新刊案内一つにしても、結局自分で作らざるを得ない状況が続いているのはどうしてだろう。今日も商品一覧注文書を作り直したりしてるし。一覧注文書に記載している売行ランクの更新っていつ以来やってないんだろう。半年近くも改定してないんじゃあ、わざわざランク入れてる意味ないと思うんだが。ヒトに任せっ放しなのも良くないなと思いつつ、できればその辺ぐらいはお任せにしてしまいたいという思いも。

カタログブックフェアの集計、始めたら1時間で終わった。なら、もっと前にやってしまえばいいのに、オレ。

急に不安になって何人かにExcelでのピボットテーブルの作成方法について聞いてみたら、「ピボットテーブル」という言葉自体初めて聞いたという返事が。

以前の会社でも思ったが、仕事の内容が云々の前に、本当は中小零細企業こそ社会人としての基礎みたいなものを学ぶべき期間が必要なように思う。オレ自身も零細企業からスタートしたんで知らないことが多過ぎて苦労してるし。大企業とは言わなくてもそこそこの会社であれば教えてくれるヒトが周りにいたりするが、小さい会社だと教えてくれるはずのヒト自体が我流だったりすることが多い。

ベンチャーでもなんでもどんどん起業して雇用を増やそう、という考えもあるそうだが、中小零細ばかり増えてもなあ。中小企業、しかも創業社長なんてのはワンマンっていうか限りなく変人に近い人も多い。雇われ人(いわゆる社畜)の立場から言わせてもらえば、やはり小さい会社の環境ってのは劣悪だと思う。

まあ、今の会社では良くしてもらっているとは思うが、客観的に見て給料は安い。怪我とか病気で入院でもしたらローンの返済は不可だな。