仕事と晩飯とその他

日記です。

カスピ海ヨーグルトと大河ドラマ

年明け早々に妻がタネを入手。もともとヨーグルト好きだった娘と私は気に入ってバクバク食ってるが、もらってきた当人の妻は「なんか不安」ということでほとんど食っていない。そのため何度か再生産したところで打ち切りになりそうになっていたのだが、カレーに入れるとカレーの味が激しく良くなる(と思う)ことが判明し、生産を継続することになった。

これ自体は室温で作れるヨーグルトでしかない。ネット上にネタは無数に転がっている→<A href=http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%94%E6%B5%B7%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%88>Google検索</A>。

「流行っているらしい」ということでタネをもらったにも関わらず、一体どこでどういう具合に流行っているのか、私には全く分かっていない。妻も「近所のお母さんの間で」程度の認識しかない。しかも妻が娘の幼稚園のお母さんから仕入れてきた最新情報によると「既に下火」らしい。どの辺で下火なのだろうか。不思議だ。

私の知らないところで何かが盛り上がり、そして廃れていく。似た例としてすぐに思いついたのが「利家とまつ」だ。あれって流行ってたのだろうか? 一度も見たことないうちに終わっていた。紅白歌合戦なども既に20年近く見ていない。私が世の中のことに関心を失いつつある、というのは一つの事実だとは思う。が、それにしても本当に皆盛り上がっているのだろうか?

このずれには原因がありそうな気がする。いわゆるマスメディアと、私のようなおっさんを対象としたメディア(こちらはもう「マス」とは言えない気もするが)の取り上げる話題がずれているのは以前からのことだが、ここへ来て差異の積み重ねは臨界点を超えてしまったのだろうか(ただし、紅白や大河ドラマはおっさんも対象としており、そういう意味では私の関心はおっさん向けのものからも落ちてしまっている)。

最近、雑誌はほぼ全くと言って良いほど読まなくなった(新聞や書籍は読むが)。広告企画やらタイアップやらの胡散臭さももちろんだが、内容のいい加減さにうんざりしてしまったというのも正直ある。

出版業界の内情を慨嘆するつもりはないが、内容についても体裁についても、底の浅い中途半端なモノしか生み出せない出版社は駄目になってきてるように思える。ウチは大丈夫だろうか。