仕事と晩飯とその他

日記です。

ポケモン

ルビーとサファイア、我が家でも予約して21日にゲットしました。

私はやらんのですが、ウチの妻と娘がハマってます(ついこの前までは「どうぶつの森+」だったのに)。新しいポケモンも多数。妻のミズゴロウは進化してヌマクロウになりました。みず・じめん系ということはヌオーに近いですな。娘のアチャモワカシャモに。ほのお・かくとう系、前は無かった組み合わせですな(ポケモンがわからないと全くわかりませんな)。

ポケモンはゲームの発売日とアニメの新シリーズのスタートを合わせたり、すごい努力ですよ、これは。ブームっていうか流行っていうものを作ろうとしている。小学生ぐらいだとこれ買うために他のソフトを買い控えて小遣い貯めたりしてる。ゲームソフトは(全てではないにせよ)待ちに待った購買者を抱えている。そういう期待感をもたれるような商品を開発しよう、そういう商品にしようという関係者の涙ぐましいまでの裏方的作業が存在している。

翻って考えてみる。出版業界はどうか。「待望の」書籍を出版しているのか?

数年前、某業界紙の編集長や他の版元の営業の人間などと飲んでる時に、そういった話になった。つまり、読者から期待されるような商品を作っているのかどうか、という問題だ。事前に予約してまで欲しいと思える商品を作っているのか。ちょうどPS2が発売になった頃だった。それについて全員が全員こう言った、「ゲーム機とは違うよ」。

さて、その後の「ハリーポッター」をキミらはどう考える? 本だって、読者から「待望」されることはありうるわけだ。今までそれに無自覚だったんじゃないのかなあ。そして読者の期待を裏切らないために、ブックサービスは発売日に全国一斉配送(一部地域を除く)を行なったわけだ。

「ベストセラーさえ出れば」「売れるモンがあれば」「編集がイイモノを作れば」「営業が担いででも売ってくれば」

不毛だな。