仕事と晩飯とその他

日記です。

POPは手書きじゃなくても良いと思うんですが

ウチの会社ではPOPは、営業(編集ではなくあくまで営業)がWindowsPowerPointMacIllustratorで作り、カラープリンターで出力し、カッターで切り取り、スプレーのりで貼り合わせて使っている。そういう意味では基本的に家内制手工業の世界と言える。ちなみにPOPは印刷屋さんに出すとべらぼうな値段になる。

POPについては手書き信仰みたいなものがあるが、あれはあくまで書店員が自分の平台用に作る一点もの、だからであって、ウチのように20〜30ぐらい使いたい、という会社にとっては全部手書きするのはタルいし意味は無い、と思う。それと、手書きの味っていうのは意外と難しくて、中途半端に自己満足的なものをお客さん(読者という意味)に晒すぐらいなら味は無くとも読みやすいモノの方が良いのではないか(某社のPOPでど下手な書き文字を印刷している奴があったがあれはダサかった)、とも思う。そう思う私も昔、本屋でアルバイトをしていた頃は嬉々として手書きでPOPを書いていたが。

ところでこの社内でのPOP作り、始めた当初(約3年前)は出来栄えも素人っぽくて「一生懸命作りました」感という意味では良い感じだったのだが、最近は上手くなってきてしまい、デザイン屋さんに頼んだような具合になってきてしまっている。持っていたお店でも、そう思われているらしい。

嬉しいのか悲しいのかよくわからん。