懐かしい本
セント・ギガという今は無き放送局の開局に向けた熱い企画書をまとめた一冊の本がありました。『夢の潮流』という本。
その本の話題に触れる機会があった。
家に帰って探した。床に積んである段ボールの間にその本はあった。
読むだけで熱くなる企画書、『夢の潮流』。どうしてこの本を買おうと思ったのかもう忘れてしまった。
久しぶりにページをめくった。やはり、熱い本だった。
本屋でバイトしていた頃、この本をお客さんに聞かれたことがある。
「ああ、その本なら4Fの○○というジャンルの棚の上から○番目の棚の一番左端に縦向きに、本が大きくて入らないんでこういう向きに刺さってます。」
オレがバイトしていた売り場は2Fで、担当は新書だった。たまたま、その数日前に4Fでその本を見つけて嬉しかったんだ。
そんなことも思い出した。
http://www.stgiga.jp/gallery/g-9.htm
(あと、聞かれて嬉しかった本というと『じょうずなワニのつかまえ方』かなあ。あまりに嬉しくて「ボクも持ってたんですよ。でも友達に貸したら返ってこなくて」とか、そんな話をした。懐かしい本たち。)
じょうずなワニのつかまえ方
http://www.morisawa.co.jp/font/techo/crocodile/
扶桑社文庫版
http://www.amazon.co.jp/dp/4594026346