仕事と晩飯とその他

日記です。

そんなにエライのかなあ。謙虚だとツライ?

最近業界全般について思っているのですが、出版業界、編集がエラくなり過ぎちゃったんじゃないでしょうか。営業よりエラいのは昔からですが、著者も読者も評論家も超えて遥かな高みに行ってしまってですね、なんだか作者や読者の声が届かなくなっちゃってるヒトまでいたりするような気がしてならないんですよ。いや、それはもちろん立派な編集の方が沢山いるのはよくわかっていますし、自分たちが作っているという自負もよくわかります。わかりますが、そこがどこか遠くに屹立していてですね、なんというか遥か彼方の人間山脈というかなんというか。出版社にも大小あってどちらかと言うと昔は小出版社の編集のほうがエラかったんですが、昨今は大出版社の編集者もすっかりエラくなってしまってですね、漏れ聞こえる漫画家とのトラブルなども本気と本気のぶつかり合いと言うより官僚的なエラさと自営業者のせめぎ合いに思えてしまうわけです。編集者としての矜持と人づきあいや商売のバランス、やや崩れているように思えるのですが、どうでしょうか。ずっと営業をやっている自分からするとハラハラしてしまうような話ばかりで、もう危なっかしくて聞いていられないこともあったりするのですが。

どうですかね。