仕事と晩飯とその他

日記です。

全文検索が当たり前になっていく

昨年11月ごろには紀伊國屋書店Bookwebで書籍を検索すると、もちろん可能な書籍に限定はされるのだが、GoogleBookSearch(Googleプレビュー)へのリンクが掲載されるようになっていた。
具体例:http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=4876151725

同様の機能はほぼ同時期に版元ドットコムでも利用可能になっている。
http://www.hanmoto.com/news/2008/11/27/booksearch/
具体例:http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7808-0113-2.html

そして今度はTSUTAYAが導入した。
http://markezine.jp/article/detail/7802
具体例:http://shop.tsutaya.co.jp/book/product/9784780801118/

オンライン書店と取次から「立ち読みページの充実」ということで依頼があり作業を進めているが、時代の要求は数ページのサンプルデータ公開では追いつかないものになりつつある。書籍の電子化を前提とした全文検索サービスが紙の本への負荷ではなく付加価値となる、方向はそちらに向かっている。今はGoogleAmazonしか本文全文検索というサービスを提供できていないが、国産の対抗馬が出てくる可能性への期待がまったくないわけではない。

なるほど、これはチャンスだ。

非常にいい方向性だ。

それにしても、ジュンク堂書店の連想検索=「想−IMAGINE Book Search」導入
具体例: http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0280740700
ビーケーワンの「本のテレビ紹介情報(まあ、中身はTVaisなのだが)」
http://www.bk1.jp/contents/tv/Index
とか、書店発のオンライン書店も現状打破のためにけっこう面白いことやってるにも関わらずなかなか知られていないのがちょっと残念ではある。