仕事と晩飯とその他

日記です。

何がITだ

何言ってんだか、オレ。

そろそろITがどうたらとかから卒業したいのだが雇われ人の身ではなかなかそういうわけにもいかん。ローンもあるし。

日本の○○教育はやはりうまくいっていないと思うのだ。学校の勉強だけで○○ができるようにならないことが如実にそれを証明しているではないか。「明らかである」のひと言で終わる。いや、それだけではない。巷に溢れるほど出版されている○○の本も、決定的なメソッドを提示できていないのか、それとも決定版を出してしまうと他が売れなくなってしまうという遠慮が先に立つのか、その辺の事情への関心はオレには全くないのだが、要は今までエラそうにやってきた諸々はどうやらえらそうなだけで本当はだめなんじゃないのってことなんだが、どうだろうか。

ま、それ言ったら勉強系はどれもそうなんだけどね。

しかし、中には「本当に効果がある」とされる方法論もテキストも存在している。それを愚直に実現できれば新しい方法なんか必要ないのではないかという気もするのだ。それやっちゃうと食えなくなる人が多数なのが問題だが。一方、今までの方法を全て捨て去り技術によって得られた自由度をもってして全く新しい方法論を築き上げるという考え方もある。この方法も食えなくなる人が多数なのは同様に問題だが。しかし、今までの方法を捨て去るといってもエッセンスの部分は必ず残る。それこそが最も重要なものなのではないかということにようやく思いが至ったわけだ。

多くの場合、ITは目的ではなく手段(の変革)であろう。もちろん、目的として在ることもできるが、例えば資格を取るとか手に職をつけるとかそういった目的のためにはより便利な手段で在ることが求められているのだ(コンピューター関連の資格を取るとかコンピューター関連の技術を身につけるとかは少し違う気もするが)。

ここへ来てオレが間違っていたことに気がついてしまったことは多々あるが、多くのことは少しずつでも軌道修正を図ろうとしている。が、間違いを認めたとしてもどうしても腹立ち過ぎて軌道修正できないこともある。

そして、少し冷静になってそれを考えてみると、手段の変革に巻き込まれて痛い目に遭った過去の記憶も蘇ってくる。愚者は経験に学ぶと言われるのは承知の上で、それでもあえていつか来た道であることは主張しておきたい。