仕事と晩飯とその他

日記です。

小さな世界

情報すら要らないと言われるその先にいったい何が待っているのか。思考停止どころではない、身の回りの小さな世界で終始してしまうことのどこに未来の可能性が存在しているのか。未来の可能性だけでなく、小売の場は誰のためにあるのかということすらここでは考える以前の問題となっているのではないか。
衰退でも崩壊でもなく、これでは断絶だ。その原因を作ったのは自分達であるかもしれないことへの反省はあるが、そんな声すらもう届かない。分断された個人は消費者としてのリアリティだけではない。分断された個人が小売を担い生産を担う。ここにある無関係性を打ち破る方策は何周も回って昔の方法に行き着いてしまった。回るのだ、顔を出すのだ。分断された顔の無い個性に顔を取り戻し、個々の人間性が商売を動かしていることを改めて認識するところから始めるのだ。
オレはバカなんだろうな、もう少し色んなことを信じていたような気もする。いや、信じてたことが自体がバカの証か。ほろ苦い。
個人的な敗北感はあるが、そんなことはさておき、重要なことは新たに古い方法を構築することだ。コストを削減して金のかからない体制を作ってきたことが費用負担の増加を難しくしている。外部という手もあるが、それも今は正直に言ってやや難しい。内部でとなると難しさはありつつもある程度の解決は図れるのかもしれない。まだわからない。