仕事と晩飯とその他

日記です。

古いビジネスモデルの安定感

コンテンツを金に変えるビジネスモデルとしての「出版」はなかなか秀逸だと思う。昨今はあちこちに齟齬を来たしてはいるものの、なかなか捨てたものでもない。
久々にゴリゴリIT系からのコンテンツへのアプローチを見た気がするが、それを金に変えるためのビジネスモデルをほぼゼロから構築しなければならないというのはあまりに過酷ではないか。
これから増えるんだろうな、Web上のコンテンツを紙のパッケージとすることでマネタイズするという「ビジネスモデル」。いや、でも良く考えるとそれは旧弊ばかり指摘され続けていた「日本の出版」というビジネスモデルを越えるビジネスモデルを構築できなかったということの表れなのかもしれないのだが。
ただでさえ疲弊している業界が掻き回されるのは正直あまり歓迎できる話ではないが、ここではねのけるほどの体力もないといったところか。
何もかも難しい。