2008-10-18 感想ということで ふつかよいの朝どことも知らぬままにめざめた駅前のひとっこひとりいないロータリーは寂寥としたまるで荒野のようであったみたいな。渇いた感じ。学問までたどり着けなかった本読みのルサンチマンがそこにはありました。俺にはあまりにイタイ本だった。色んな意味で。そしてなぜか「ああ、なるほど」と腑に落ちてしまったというかそのあたりで使われる言葉で言うところの「気づき」があったことも事実。別に気づきたくもなかったのに。無駄に汚れちまう悲しみとでも言おうか。なんだか。なんだか。