仕事と晩飯とその他

日記です。

返品が減らない

今年に入ってから返品が多い。3月いっぱいで落ち着くかと思ったが甘かった。特に新刊、配本についてもかなり見直しを図らないと。それでも他社の「返品率がようやく80%を切った」とかって話を聞くとオレんとこはまだましなのかなあとは思うが、まあ、そんなもんは何の慰めにもならんわな。賞与のためにも今が踏ん張り時。昨年の事情があるので4月5月は特に重要。

5月は思い切って連休にすることに。もともと5月1日は例年メーデーということでお休みなのだが、今年は二日も会社として休みにしてしまうことに。9連休か。そういう会社、けっこう多いかも。団塊の世代の退職ラッシュとも合わせて人が動きそうですな。とはいえ元気なのは女性か年寄りばかりで、空港なんか行くと不思議なぐらい若い男性を見かけないですねえ、という話で盛り上がる。どうやらそう思っているのはオレだけではないようだ。関心がインドアな方向に向かっているんだろうか、それとも活力そのものが鬱屈した形で溜め込まれているのだろうか。その両方なんじゃないかという気もするが、それが良いことなのか悪いことなのかも判然としない。

返品が減らない理由は、弊社の販売戦略や商品そのものの問題だけでなく、いっこうに減らない新刊刊行点数と苛烈を極める場所取りにもあるのだろうとは思っている。とにかくずっと置いておくための場所はないし、そのための場所をゴリ押しで埋められちゃうともう結構厳しい。ゴリ押しで取り返せ! って考えもあるかもしれないけど、ゴリ押しして取り返しても結果(売上)がついてこなかったら結局返品になって終わっちゃうからね。悔しいが、平積みでしっかりと対抗できる商品がある程度揃うまで今はまだもうしばらく我慢。今年の秋には逆襲の予定。いや、本当なら今年の年初から逆襲の予定だったんだけど。考えてみるともう4月。今年になってから色々あったことがもう既に過去の出来事になりつつある。