野宿しろ。

「野宿しろ」

気に入った。妻によると、習い事に通っていた子どもの頃帰りが遅くなってしまった時に「このままじゃ野宿になっちゃうよ」という心細さを前提とした、これ以上ないぐらいの最高の怒りを表している言葉なんだそうだ。

今日はもう一つ、「迫害されろ」という罵倒の言葉も生まれた。これは「かくれてこそこそやってるような奴は迫害されてしまえ」ということらしい。説明されるまでぴんと来なかったのだが、他力本願な感じが後からじわじわと効いてきた。これも気に入った。

さらに一つ。「41歳なんだから電車のある時間に失礼しますって言えないんか」という流れから、中座する場合をオレの真似で実演してくれた「じゃ」という時の表情がなぜかとても嬉しそうでキラキラしているのも良かった。妻、サイコー。結婚してよかった。