仕事と晩飯とその他

日記です。

それぞれの方法論。

他社の社長に色々とお話を伺う。直取引に対するスタンスが明確。海外進出の必然も理路整然。書店営業への厳しさは当然。在庫管理と流通のコスト意識はさすが。感心することしきり。オレの出る幕など無いですな。と思うとそうでもないらしく、データ分析などについての関心は高い。というより、直取引へのこだわりは「流通と小売の把握」にほかならず、取次経由への不信感はそれができないから。よくわかる反面、そのあたりが大きな違いか。

それにしても時代は大きく変わりつつある。取次経由でも実売だけでなく流通の流れまで見えるようになってきつつある。担当者に太洋社から「来年1月以降の返品は出版共同経由で」との連絡があったそうだ。受注データはとっくに新出版ネットワーク経由。情報の把握について直取引との差は大きいが埋めるための下地は着々準備されている。