仕事と晩飯とその他

日記です。

吸収の時なんだな。

火曜日はJPOのOさん、水曜日(午後)は共有書店マスタのTさん、その後SSDで勉強会(というか機能説明会&要望提案会)。先週の東所沢の物流もそうだったが、話を聞きに行くことで自分自身が勉強になる。本当に。今日は倉庫のKさん。流通がどう変わるのか、全体の流れは見えてきた。自分がそれにどう関わるのか、自分の仕事がどう変わるのか、それも少しずつではあるが感じ始めてきている。シンポジウムが一つのタイミングになる。

原稿の整理と7月のレジュメも用意せねば。

そういう話は面白いことがたくさんあるが、会社の売上と実務は絶望的だ。データで販売の精度を高めても、IT化で業務の効率を上げても、売れるためにはそれとはまた別の要素が必要だ。というより、他の不安要因を取り除いていった結果としての本物の実売というものが見えてきた時、それこそ内容について改めて真剣に考えてみるべきなのだろうと思う。特に最近、内容に関しての問題が続いたこともあってその辺は課題なのだが。校正とか校閲とか、売るために必須なのだということが今は実感できるが、その感覚を社内で共有できるかどうか。

火曜日の飲みでも色々と考えてしまったなあ。ホームページなんか要らないし業界団体等も関係ない。飲み会にも顔を出さない。書店ではとにかく平積み平積み。データなんて関係ない。注文は10冊単位。行った店では注文もらうまで帰らない。

それはそれで有りなんだよな。というより、ある程度きちんと売れ続けている商品ならそれで問題はほとんどない。売れない本をちゃんと売ろうと思うから余計な工夫をしなくちゃいけなくなるんじゃないか、とすら思った。

実際はそうではなく、バランスが崩れる危険性を秘めているわけ。バランスが崩れるというのは納品と返品だけでなく色んな意味で。ただ、販売だけでなくほかの要因でもバランスが崩れてしまうことはある。出版に限った話ではないが、商売ってのは常にそういう不安要因を抱えているものだが、それを社内の誰よりも先に見つけ一つずつでも潰していく、のが今の自分の仕事なんだろうか。地味だな。

ベストセラー、羨ましいなあ。出版業界で働いていながらオレはいまだにしょぼい部数しか扱ったことがないよ。なんか別世界。オレのなんて「出版ごっこ」に過ぎないんだろうな。侘しい。

ブンゲイは予想以上にダメだねえ。会話としても成立しない。