ニュースでネタバレ。

『ダ・ヴィンチ・コード』、ニュースでネタバレって……。読み易さ＝売上、という図式なんだろうとは思うが、真実性とか話としての深みを期待するのはちょっと違うかなあ。ちなみにオレは映画観ようとは思ってないです。なんかプレスで失笑って気分、わからないでもない。なんつうかそりゃアンタって感じなんだよなあ。

いや、でも、そういうのを勘案してもとにかく「読み易い」ってことは大事なんだなあと思った次第。『最後の誘惑』はベストセラーにはならんよなあ。『薔薇の名前』は読んでないけど読もうかという気になってきた。

それにしても映画が面白いと思ったヒトはかなりの確率で原作とその周辺の謎解き本みたいのに流れるんだろうなあ。あと、もしかしたらルーブル美術館に行く人は増えるかも。というか世界的に観るとすごく増えそうですよ、ルーブルへの観光客。オレもカネがあったら行きたい。ボローニャとかフランクフルトのブックフェアのついでにパリというのを狙っているのだが（ダメか）。ヨーロッパと版権取引する予定もタマもないしなあ。台湾あたりはそろそろ行っても良さそうだけど。とりあえず今年の東京国際ブックフェアに顔出したら海外出版社のブースでも覗いてみるか。