2005-12-06 フィクションとノンフィクションの境目 『長距離走者の孤独』を読んでいる夢を見た。アラン・シリトー。新潮文庫で読んだ時いまひとつだったのは丸谷才一の訳だったからかも。『ボートの三人男』も丸谷訳がだめだった。映画も観ようか。妻に叩き起こされて最初にテレビから飛び込んできたニュースが、障害があるからという理由で18歳まで外出できなかった少女。フィクションとノンフィクションの境界が曖昧になっているのではないか。達成しないという選択。やはり、シリトーを読もう。