仕事と晩飯とその他

日記です。

EXODUS

「世界の中心で愛を〜」と聞いてハーラン・エリスンを思い出す人間が少数派になってしまったように『EXODUS』と聞いてBobを思い起こす人間も近いうちに少数派になってしまうのだろうか。

会社でトラブル発生。なんかなあ、内部的には「崩壊寸前」なんじゃないかという気もしている。人数が少ないと、影響ってのは予想以上に大きい。歯車が噛み合わなくなってからは早いかもしれないな。双方ともに、ちょっと、と思う部分が無いわけでもないが。オレも他人事じゃないし。

サラリーマンってのもけして安定しているわけでもないしね。というより、もう少し「正社員」ってポジションの安定度が下がるとさらに個人商店に毛が生えた程度の企業が増えてしまう気もする。それは誰にとってメリットなんだろうか。中小企業が悪いわけではないんだが、多くの中小企業の劣悪な労働環境を見ていると、少なくとも雇用者にとって企業の細分化はあまりメリットが無いんじゃないだろうか。ストックオプションで従業員も大儲け、みたいなのはそんなに長く続かない気もするし。というより、不安定な雇用を前提としたそういう報奨体系ではなく、一昔前の公務員のような「給料は安くてもクビになることも無ければ会社(役所)が潰れる心配もない」という雇用を望んでいる人も多いはず。ウチの親なんか「公務員が一番だ」って口癖のように言ってたからな。オレはなんかもう妻に文句さえ言われなければなんでもいいや。

書籍とか雑誌の企画にマーケティングなんて必要なのか。作りたいもんを作るから面白いもんが出来るわけで、無理して作ったって上っ面で取り繕ってるだけじゃん。そんな雑誌持たないってば。

マーケティングという概念がなくなってしまうと広告代理店あたりは存在意義の問題になりそうだが、販売にとってのマーケティングは非常に重要ではあっても売りたいものを売るのが一番面白いし力も入るってことだと思っている。小手先のテクニックでカバーできない部分ってのは確かに存在している。

データを云々とか言ってる割に、自分自身では最近そんなことばかり考えている。ここしばらくの諸々について思うところは共通。本質的な部分に少しでも触っているのかどうか。どんなに派手に見えようが儲かろうが、マーケティングだけだと「飽きる」んじゃないだろうか。どっぷりの職場で働いてないからなんとも言えないが、どうだろうか。