仕事と晩飯とその他

日記です。

グランファルーン(ボコノンの書より)

トーハンの市会で作家の山本一力氏の講演(なぜか販促と小売の話。意外と面白かった)、乾杯の升酒が回って来なかったので乾杯のふりだけ。提供した景品を確認して退散。日教販の市会では大藤社長と日書連の萬田理事長(ポイントサービス絶対阻止、というお話)、ここでも景品確認。日販はタイミングがずれずれなので景品の確認のみ。

今年は各社ともキャノンのカラープリンターを景品として提供。景品を選ぶ基準は、1.かさばるもの 2.価格は15000円以内 3.当たった書店の事務所で使っても個人が持ち帰っても困らないもの。一昨年は温風ヒーター。昨年は空気清浄機。それ以前は現金で協賛していたが、現物のほうがあらゆるところで受けが良いうえに安上がり、ということに気が付いてしまった。しかも発送するのではなく、担当者が持参で仕入に持ち込んでいる。今回のプリンターはバカ受けだった。

その後、録音に立会うため神田へ。金曜日に作った台本(と言ってもテキストデータを並べ直して読みやすいように整形しただけだが)、元々がナレーション用のテキストではないので滅茶苦茶読みにくい。「社長の彫像」とか「穀物類食品」とか、どうなんだろうか。結局、予定した時間内では半分しか終わらず。ナレーターが次の仕事ありということで残りは日をあらためて行うことに。

水道橋の駅で社長と合流して新宿、センチュリー・ハイアットの新風会の新年会へ。前の会社にいた時に急用で出れなくなった社長の代わりに参加して以来。前回出席した際、回りが社長ばかりなのにびびったら「そういう時は偉そうにしていろ」という至言を頂いた思い出の会合(というほどのものでもないが)。ここ数年地方総会に顔を出しているせいで知り合いも増えたが、さすがに出版界のお歴々に混じっての立食は疲れる。今年の新風賞(書店及び出版業界に貢献したと判断された書籍の著者と出版社に対して与えられる)は、まあ納得の『バカの壁』。養老孟司氏も初めて見たが、新潮社の佐藤社長も初めて見た。それはそうと特別賞のポプラ社田中名誉会長(83歳)の話が明白にループし始めた時の緊張感はまた格別だった。

お茶の水で営業部の新年会&新企画検討会、うーん、単なる新年会になってしまったようだ。自分では数点出したが、本当に自信のあるものについては逆に出しにくかったりもする。やはり営業企画は常日頃から考えていないと難しい。