仕事と晩飯とその他

日記です。

営業は胃腸だッ!

午前中の某大学の採用の件、なかなか良い話に転がってきた。冊数はさほど多くないが、つながりが生まれるっていうのは非常に良いことだ。そういえば東京事業連合にも顔を出さねば。というか新年1月のフェアの相談に行こう。

午後の情整研、飯田橋で乗り換えの電車を待っていたらP出版のSさんから「今日は行けないって伝えておいて」とTEL。今回はオンライン書店世界最大手のOさんも来ていた。いないにも関わらず「P出版のSさんが」などと話題に取り上げられていた。

本日はO阪屋・トーハソ・二ッパン・確也(フックサ-ヒス)・θ書連、それぞれの「Webで公開しているオープンなデータベース」の書誌情報と在庫情報の現状について関係者の説明を聞く、という、興味のあるヒトにとっては面白いがそうでないヒトにとっては全く面白くないであろうイベントであった。ちなみに世界最大手のOさんはフックサ-ヒスの話以外はあまり興味がなかったようだ。まあ、歴史的ないきさつについても阿吽の呼吸となあなあで話が通じてしまう筋金入りの業界人と比べると、本当はそれが正しい反応のような気もする。

プロジェクターを使った説明の後はもう少し小さめの会議室に移動して質問及び意見交換。今日は押さえておこうと思ったが結局また色々と喋ってしまった。というか喋りに行ってんだからいいんだよな、きっと。終わったあとだけどイソフラセソターのHさんにも「思ってることはどんどん言って」って言われたし。

本日の私の主張の要点は「現状のどこのDBを見ても在庫情報は不十分であるが、この原因は収集の方法にあるのではないか。特に意識の低い版元からデータを収集するためにはWebEDIやメールといった方法だけでなく、紙ベース(つまりFAX)での情報収集の道筋を用意できないか。それと同時に書誌及び在庫情報の登録が直接的に売上に結びつくという具体的なメリットとデメリットについて啓蒙活動が必要」ということ。

C摩書房のTさんや倉庫(S図書)のY下さんから「在庫の把握がまったくできていない版元」の話があったり、書経のS詰さんから登録の現状などかなりリアルな話も出てきて、そういう意味では大手も中小版元の「駄目度」についての認識を深めつつある気もした。でもねえ、駄目なのが好きだったりするからねえ、皆。ダメ連って全然他人と思えない。新出版ネットワーク、FAXは対応しない、みたい。なんとかならんかのぉ。